臨床工学技士の僕が異業種転職をやめた理由|3サービス・6人と面談して出した結論

臨床工学技士を続けるべきか、思い切って異業種に行くべきか、何が正解なんだろう…
この悩み、多くの人が一度は頭をよぎったことがあると思います。
僕は悩むだけ時間の無駄だと思い、臨床工学技士として働きながら異業種転職の活動を始めました。
転職活動をした期間は約2ヶ月。リクルートエージェント、マイナビエージェント、Green(IT系の転職サイト)に登録して、ほぼ毎日面談を組み、エージェント6人とやり取りしました。
結果、僕は異業種転職をやめました。
今回はその全過程と、実際にやったからこそ分かった「未経験転職のリアル」を正直に書きます。
結論:臨床工学技士の僕が異業種転職をやめて、副業を選んだ
先に結論です。
2ヶ月転職活動をして、面接も3社ほど通りました。
それでも僕は辞退して、「今の職場のまま、副業で収入を増やす」ほうを選びました。
理由はシンプルで、提示された条件だと年収が大幅に下がる上に、拘束時間は伸びる。
時間単価で考えると、かなり下がる予定だったからです。
また、とあるエージェントは僕の今後のキャリア相談を親身に聞いてくれました。その方から「どの職種や職業に転職しても今のあなたの条件を超えるのは難しい」といわれました。そのエージェントも副業をしていると言っており、そのほうがトータルで収入を伸ばしていけると教えてくれました。
僕が転職活動をした時期は、今の職場に転職して1年ほど経ったころでした。
先のことを考えすぎる僕は、今後の年収の推移(基本給の上がり方)を院長に直接聞きました。返ってきた答えは、収入をもっと増やしたい僕には物足りないものでした。このまま何もせず続けるより、動いて何かを変えたほうが、10年後20年後に後悔しません。そう思って、費用のかからない転職活動から始めてみることにしました。
実際にやったこと:3サービス・6人とほぼ毎日面談
僕が使ったサービスと担当の内訳はこうです。
- リクルートエージェント:エージェント1人
- マイナビエージェント:エージェント3人
- Green:企業の採用担当2人(Greenはエージェントを介さず、企業と直接やり取りする転職サイトです)
狙っていたのは、営業・IT・広告あたりの職種です。
平日はほぼ毎日、仕事のあとに面談を入れていました。
2ヶ月でここまで詰め込んだので、短期間ですが情報量はかなり濃かったと思います。
6人に共通して言われた「未経験転職の現実」
複数のエージェントから、ほぼ同じことを言われました。
異業種転職を考えているCEには、そのまま参考になると思うので共有します。
- 年収は最初はほぼ確実に下がる。医療職とビジネス職では、これまでの業務内容が大幅に違うから
- 年収が変わらないケースもあるが、実働時間が違うことは念頭に置く必要がある
- 未経験だと採用率がかなり下がるので、職種や業界を広く狙っていく必要がある
- 職種によってはそもそも未経験を採らないものもあるので、事前準備を十分にすること
- 面接では結論ファーストで答えること
「未経験でも年収アップ」みたいな広告をよく見かけますが、6人のエージェントの誰一人、僕にそんな話はしませんでした。現場の声はもっとシビアです。
ただし、ひとつだけ例外がありました。ある担当から「コンサルなら20代の未経験でも狙える」と提案された話は、臨床工学技士からコンサルへに別でまとめています。
転職をやめた理由:年収と「仕事以外の時間」を天秤にかけた
面接に通った3社を前にして、僕が最後にやったのは条件の比較でした。
- 年収:大幅に下がる
- 拘束時間:今より伸びる
- 時間単価:計算すると、かなり下がる

面接に通ったのにもったいなくない?

僕もちょっと思った(笑)。でも「受かったから行く」で決めると、絶対後悔すると思ったんだよね
僕は今の職場に転職したことで、仕事以外の時間をしっかり確保できています。
その時間で副業を育てれば、年収を下げてゼロから異業種に飛び込むよりも、リスクを取らず収入を増やせます。
そう判断して、転職活動をやめました。
CEが収入を増やす方法は、突き詰めると転職か副業の2つしかありません。
僕は今回、両方を天秤にかけて副業を選んだ、ということです。
エージェント4人と面談して分かった、信頼できる担当の見分け方
ここからは、4人のエージェントとやり取りしたからこそ書ける話です。
あくまでも僕の個人的な感想ですが、良い担当とそうでない担当の差は、はっきりありました。
良かったエージェントの共通点
- 無理なものは無理と、きっぱり伝えてくれる
- こちらの要望をしっかり聴いて、転職軸を再確認してくれる
- むやみやたらに求人を持ってこない
- レスポンスが早い
- こちらの状況と要望を把握した上で、キャリアプランを一緒に考えてくれる
共通しているのは、「求人を売る」より先に「こちらを理解する」が来ることです。
僕が異業種転職をやめる判断ができたのも、現実を正直に伝えてくれる担当がいたからでした。
合わなかったエージェントの特徴
- 求人をいっぱい持ってくるのに、その求人の中身を本人が把握していない
- とりあえず面接を組もうとしてくる
個人的な経験則ですが、初回から求人をどんどん出してくる担当は要注意です。こちらの転職軸を聞く前に求人が出てくるのは、「どこでもいいから入職させたい」のサインだと感じました。
転職エージェントは、転職希望者が入職してはじめて報酬を受け取るしくみです。相場は決まった年収の30〜35%程度と言われていて、年収500万円の求人なら150万円前後が動きます。だからこそ、むやみに面接を組んだり応募させたりする担当も出てきます。
断りづらい人は、面談中に即答しないことをおすすめします。「一度持ち帰って回答します」と伝えるだけで、流されて応募や面接を組んでしまい、時間を無駄にすることを防げます。
- 提示された条件は、年収の額面じゃなく時間単価で比較する
- エージェントは複数を並行して、担当の質を見比べる
医療業界内での転職を考えている人は、僕がエージェントを併用して転職したときの話も書いています。
まとめ
2ヶ月の転職活動で分かったことを整理します。
- 2ヶ月で3サービスに登録し、エージェント4人・企業の採用担当2人と面談。面接は3社通った
- 提示された条件は年収が下がり、拘束時間は伸びる。時間単価で見ると大幅ダウンだった
- 6人の誰ひとり「未経験でも年収アップ」とは言わなかった
- 信頼できる担当は、求人を出すより先にこちらの話を聞く
- 最終的に、転職ではなく副業で収入を増やす方を選んだ
異業種転職の活動は、結果だけ見れば「2ヶ月かけて元の場所に戻ってきた」だけです。
でも、自分の市場価値を外の世界で測ってもらって、時間単価という物差しを手に入れて、信頼できるエージェントの見分け方まで分かりました。
僕にとっては、間違いなくやってよかった2ヶ月でした。
そして今は、転職ではなく副業で収入を積み上げる方向に集中しています。
何から始めたかは、この記事にまとめています。これといってすごく結果が出たものはありませんが、何もしていない場合よりははるかに収入が増えています。
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