臨床工学技士で稼ぐ方法は2つだけ 現役5年目が出した結論
「臨床工学技士って、結局どうしたら稼げるんだろう」
5年間この仕事をしてきて、ずっと考えてきました。
転職活動も、副業も、資格取得も、いろいろ調べて、実際に動いてみました。
そして、たどり着いた答えはシンプルでした。
臨床工学技士で稼ぐ方法は、結局2つしかない
転職か、副業か。
このどちらか(または両方)でしか、収入は変わらないというのが、僕の今の結論です。
この記事では、なぜ2つしかないのか、それぞれをどう動かすのか、僕が実際にやってわかったことを正直に書いていきます。
給料に悩んでいる現役CEの、何かのきっかけになればうれしいです。
【結論】臨床工学技士で稼ぐ方法は、結局2つしかなかった
先に答えを出します。
- 転職する(同業界内の転職か、思い切って異業種か)
- 副業する
このどちらか、または両方を組み合わせる。
これしか道はないというのが、5年やってわかった結論です。
転職エージェントに聞いた話ですが、まだ20代前半でリスクを取れる環境なら、ポテンシャル採用で異業種への転職も比較的通りやすいそうです。
ただ、年齢が上がってパートナーや家庭を持つようになると、新しい環境へのチャレンジは大きなリスクになります。
年齢が上がるほど、選択肢は狭くなっていくのが現実です。
そうなると、現実的な選択肢は、同業界内での転職か副業かの2択になってきます。
ここから、それぞれを具体的に説明していきます。
同業界・同職種への転職(CEのまま職場を変える)
CEのまま、別の施設に転職するパターンです。
実は、CEの給料は施設や地域によってかなり差があります。
同じ仕事内容でも、年収が50万円から100万円違うことは珍しくありません。
このルートで大事なのは、応募する前から情報を集めておくことです。
「いい求人が出たら転職しようかな」と思っていても、CEの中途採用は随時募集が多くて、気づいたときには締め切られている、ということがよくあります。
同業界同職種への転職で意識したいこと
- 自分の経験を活かせる施設をリサーチしておく
- 時間単価が上がる職場を狙う(年収だけでなく労働時間も見る)
- 求人が出たらすぐ動けるよう、履歴書・職務経歴書を準備
- 給与の実情は転職エージェントから情報収集する
ネット上の求人票だけだと、実際の昇給ペースや福利厚生、職場の雰囲気はわかりません。
そこで使えるのが転職エージェントです。
履歴書の添削や面接対策もしてくれるので、一度試してみると案外良かったというのが僕の感想です。
同業界・異職種への転職(医療業界のビジネス職へ)
これは、臨床現場をやめて、医療業界の中で別の職種に転職するパターンです。
医療機器メーカーや、CRC(治験コーディネーター)、製薬会社などが該当します。
こちらのほうが、将来的に大きく稼げる可能性は高いです。
ただし、業務内容は一変します。
- 顧客に商材を買ってもらう営業職
- 機器のメンテナンスに特化した職種
- 治験のマネジメント職
など、臨床業務とはまったく違うスキルが必要になります。
実は、僕も同業界異職種への転職活動をしたことがあります。
そのとき登録したのは、CEに強い転職エージェント3社+リクルートエージェントの合計4つでした。
当時は本気で異業種転職を考えていて、最終的に20社ほど面接を受けました。
ここで気づいたのが、エージェントの使い分けです。
転職エージェントの使い分け(僕の経験)
- 医療系に強いエージェント:3社並行登録(メイン)
- リクルートエージェント:求人サイトとして活用(情報収集)
- 専属の担当者がつくタイプ:3社が限界
リクルートエージェントは、専属の担当者がつくわけではないので、求人サイトとして活用+専属エージェント3社の組み合わせが、僕にはちょうどよかったです。
そしてもう一つ、これから登録する人に伝えたい失敗談があります。
最初、僕はエージェントを5社同時登録したことがあります。
結果は、毎日面談に追われて、転職活動そのものが嫌になったでした。
おすすめは、
- 最初は3社に絞る
- 合わない担当者ならすぐ切る
- 切った分は、また別のエージェントを登録する
このローテーションのほうが、精神的にラクに進められると思います。
副業(本業を続けながら収入を作る)
もう一つの選択肢が、副業です。
僕の本音を先に言うと、時間単価が高い施設で本業を続けながら、副業に力を入れるのが最もコスパが良いと思っています。
転職は環境が大きく変わるリスクがあります。
副業なら、本業の安定を保ったまま、収入の柱を増やすことができます。
副業初心者に一番おすすめしたいのが、CE資格を活かした副業です。
特に、ほとんどのCEが透析業務を経験していると思うので、透析クリニックでのスポットバイトが最も入りやすい入口だと思います。
理由は単純で、普段の業務を別の場所でやるだけだからです。
新しく何かを覚える必要がなく、最初の一歩のハードルが極端に低い。
僕も副業を始めたときは、透析クリニックでのスポットバイトからでした。
月に2〜3回行くだけで、生活にかなりの余裕ができました。
副業で月数万円増えるだけで、本業のストレスへの感じ方が大きく変わります。
「稼げない」という焦りが消えると、本業にも前向きに取り組めるようになる。
精神面の効果も、実は大きいです。
副業の具体的な選択肢については、別記事で詳しく書いています。
臨床工学技士の副業|月1.5万円から手取りを増やす6つの方法【現役CE】
資格取得(メインルートではないが、転職時の補助になる)
ここで「資格取得はどうなの?」という疑問が出てくると思います。
結論から言うと、資格取得は稼ぐためのメインルートにはなりません。
施設によって手当の有無は様々で、資格を取れば手当がつくケースもあります。
金額次第ではチャレンジする価値はあります。
ただ、現実として、
- 認定資格の手当は月数千円〜1万円程度が多い
- 認定資格は取得後も維持にポイント稼ぎが必要(学会参加など)
- 業務量と手当のバランスを総合的に見ると、必ずしも割に合うとは限らない
という側面があります。
ただし、転職時の自己研鑽の証明としては有効です。
「この人は学び続けている」というメッセージが相手にすぐ伝わるので、面接で有利に働くことはあります。
資格取得の正しい位置づけ
- 「稼ぐためのメインルート」としては弱い
- 「転職を成功させるための補助カード」としてはアリ
- 取得後の維持の労力を踏まえて判断する
資格を取れば収入が上がる、ではなく、転職時に自分を有利にするためのカードとして考えるのが現実的です。
なぜ業界の中では稼げないのか CE業界の給料の現実
CEは安定した仕事です。
国家資格があって、医療現場で必要とされて、人手不足で食いっぱぐれもない。
これは間違いない事実です。
でも一方で、責任の割に給料が安いという声もよく聞きます。
僕自身も同じことを感じてきました。
ここで一つ知っておいてほしいのが、CEだけが稼げないわけではない、という事実です。
医療職全体の収入は、診療報酬制度という大きな仕組みの中で決まっています。
病院の収益は診療報酬で決まり、そこから人件費が分配される。
医療職全般が、構造的に給料を伸ばしにくい仕組みの中で働いているんです。
つまり、CE業界の中で頑張っても、業界の天井は変えられない。
これに気づいたのが、僕が動き出すきっかけでした。
業界の天井を変えられないなら、できることは限られます。
だからこそ、最初に書いた「転職か副業か」の2択になるわけです。
僕が実際にやってわかったこと
ここまで書いてきた話は、全部僕自身の体験から来ています。
ハデが実際に動いた結果をまとめます。
ハデの実績
- 総合病院から透析クリニックへ転職 → 年収約80万円アップ+労働時間減
- 副業(透析スポット+講師業)で月5〜10万円を上乗せ
- 異業種転職活動(エージェント4社・面接20社)→ 業界の広さを実感
転職で年収を上げ、副業で収入の柱を増やす。
この2つを組み合わせたことで、5年前と比べると手取りで月10万円以上の差が出ています。
特別なスキルや才能があったわけじゃありません。
2つの選択肢を知っていて、実際に動いただけです。
逆に言えば、知っていて動かなければ、何も変わらなかった。
これが、5年やってわかった一番のポイントだと思います。
まとめ 動かない限り、何も変わらない
長くなったので、最後に要点を整理します。
この記事のまとめ
- CEだけが稼げないのではなく、医療職全般が診療報酬制度の構造で給料が伸びにくい
- 業界の天井は変えられない。だから「業界内転職」か「副業」しか道はない
- 同業界同職種転職:施設で年収50〜100万円差。情報収集が鍵
- 同業界異職種転職:可能性は大きい。エージェントは3社並行+リクルートが軸
- 副業:時間単価高い職場+副業の組み合わせが最強コスパ
- 資格取得は補助。メインルートにはならない
動かないことが、いちばんのリスクです。
「このままでいいのか」と感じている時点で、すでに次の一歩は見えているはずです。
転職を考えるなら、まずエージェントに登録して情報を集めるところから。
副業を始めたいなら、透析スポットバイトの求人を検索するところから。
僕が遠回りして気づいたことを、これからのCEが最短で受け取れるように、これからもこのブログに書いていきます。
未来の自分のために、今日できる一歩を踏み出してみてください。
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